さて、明日から数日日本へ帰るぞー。上海に住み始めて初めての帰国となりますが、微妙な気持ち。絶対日本のほうがご飯もおいしいはずだし、買い物も楽しいはず、、。水だっておいしいはず。あー、日本に帰ったら私はどんな感情をいだくのだろうか?私の朋友は、日本に帰ると不思議な感覚になるそうだ。街を歩いていても、中国ならあんまり言葉が分からないからぜんぜん周囲が気にならないそうだが、日本では周りの会話が分かりすぎて、逆に不快感を覚えるそうな。


あー、まず日本に帰ったら、まずCDショップをハシゴしまくるだろう。やはり、私の求めているものは中国では見当たらなかった。今現在ほしいCDは、100枚近くあるー。そして、服を買いまくるだろう。確かに中国には服がいっぱい売ってますが、ひたすら探してもほしい物が見つからない。カーテンとか、クッションの柄にしたらかわいいだろうけど、それが服となると頂けない。それに、日本で買ったほうがよっぽど安いと感じるのだが、、。


あとは、おいしいパンを食べたい。みなさんご存知の通り、中国にはおいしいパンやケーキはあんまりないので、、。なんか、太って帰ってきそうだ。ま、よっぽど日本がいいのは分かっているが、仕事もあるのでまた上海に帰ってこないと。


まずは、日本に帰り次第マツタケすき焼きを思う存分食べよう。いつも日本で行っている季節料理屋のおばちゃんに早速電話して店の予約完了。ああ楽しみだー。

今日も日本からのお客さん達とともに、お食事。もう、今週は連日連夜こんなペースで疲れてきた。帰っても遅い時間なのでストレッチをする暇も気力もなく、音楽鑑賞する暇もなく、グッタリだ。今週はとっかえひっかえいろんな会社の人間が登場しては帰っていった。


食事からの帰り、会社の人達とタクシーでいつも帰宅するのだが、私の家が一番メイン道路から遠いので、一人、また一人と降りていき、最後は一人で帰宅するパターンだ。今日は、最後私一人になった時、それまで無口だった運転手が、ウワーっと上海語で話し始めた。私は中国に来るにあたり、普通語と上海語を間違えて勉強していたので、なんとなくニュアンスが伝わってくる。


運転手「あの3人、日本人やろ」


「そうや、日本人や」


運転手「#$%&’(どうも、日本人の事をあまり良く思ってないみたいなかんじの発言」


「(ほとんど何しゃべってるかわからんのに)フン、フン」

でも、知ったかぶりも限界で、「なんて言ってるんか分からん」


運転手「普通語ならわかるか?ほんで、あんたはどこの地方から来たんや?」


は?もしかして、私あんなに会社の人と日本語で話しまくってたのに、運転手は中国人と思っていたようだ。


「日本よ」


すると運転手、すごい笑顔のままで、一瞬止まった。「そうかいな、」と。そして、私は上海に来て間もない事、その他できる限りの中国語でなんか和気藹々と自宅に到着。


やはり、アジア圏の人間はそういう点でややこしい。私の場合常に日本人とは見られないようで、最後の最後に、日本人と判明するパターンばかり。この前も、会社の関係で、田舎の銀行に行った時のこと、(田舎の方なので、結構上海人より人柄がやさしい)窓口で手続きのためやりとりするが、私が「分かんない」と連発していると、周りからぞくぞく人がやってきて、あーだこーだ言い出した。そして、人々は私に「そうか、あんた言葉が分からないのか、どこか田舎の方からきたんだね、そうかそうか」と言い出した。

うーん、うーん。「私日本人です。」というと、人々「あー、そうかー。コンニチハ、コンニチハ。」と。

ちょっとうれしいような、悩ましい微妙なかんじ。


会社で暇なとき、隣の会社の警備員の兄ちゃんの所へお茶飲みに行く事があるのだが、そこには近所のヒマヒマなおばちゃん達も、お茶している。そこでも、わたしが何人に見えるが議論が始まった。その結果、満場一致で、私はどう見ても中国人だ、という結果となった。


よく、上海にいる日本人は、日本人とばればれなのに、一生懸命中国人ぽく見せようと頑張っている{変な、日本人}が目立つように思う。もちろん、気を張っているせいかもしれないけど、少しは日本人のいい所も中国人にアピールするのもいいんじゃないかなと思う。


私も、ガニマタで歩く事、態度がデカイこと、など、日本でのスタイルをそのまま持ち込んでしまっているので、直せる範囲で直そうと思う。


私思ったのですが、上海は多国籍の町だから、外国から来た人も、田舎から出稼ぎに来た人も、ぜーんぶ今上海に存在してる人を総称して、新上海人でいかがでしょうかー?


私も中国語がんばって、日本語のうまい新上海人になりたいものですな。

今日は、会社の中国人部長と社長とゴルフへ。中国人部長達はコースは初めてなので、上海国際ゴルフクラブの練習ミニコースへ。今日は昨日にも増して、更に熱いが、頑張った。社長は、今日はクラブは持参せずひたすらコーチにまわってました。少しでも、まわりのみんなで楽しくゴルフができたらいいなあー。


この練習コース、結構気に入った。計3コース(ミドル、ショート、ミドル)普段はコースでは進行の事もあり、バタバタしがちだが、ここなら落ち着いて距離感とかを確かめられていい感じ。みんなで和気あいあいとできたし、楽しかったー。でも疲れたー。ビールのんだらグッタリでした。


帰ってから、中国語の家庭教師が来るので、昼寝をする暇もなく、、。

あー疲れた。


レッスン終わってつかの間、日本からの客が来ていたので、フカヒレ鍋を食べにー。ここのフカヒレ鍋は一人前に3-4枚フカヒレが入っており、これだけでも腹いっぱいになる。もう、食べ飽きた、と思ってもやっぱりおいしい。紹興酒呑んで、家に帰ってバッタンキューでした。

上海生活において、多くの日本人達が楽しんでいるであろう、ゴルフ。私は、まだ始めて一年ぐらい。昔はゴルフなんて、穴に入れるだけの物で、どこが面白いの?私は絶対にやりません、って言い張ってましたが、無理やりゴルフ場に引きずられて連れて行かれ、始める事になってしまった。でも、それ以来はまってしまいました。上海来てからも、たまに練習場に通いつつ、ゴルフ場へ行くのが適度なストレス発散となっている。


さて、今日もゴルフにいってきましたー。熱いー。日焼けもすごいと思うので、ゴルフは6月いっぱいまでと決めていたのに、やっぱり行ってしまったー。私と同じくらいのスコアの子がいて、いつも賭けをして回るので、その子が行くとなれば、いくらシミだらけになろうが、負けずぎらいの私は行かない訳にはいかないでしょー。


はい、熱すぎ、素振りの時点で立ちくらみしそう。今日も白ティーから打ちましたぜ。男と回る時は、一人

レディースティーから打つなんて寂しすぎるので、いつも私はコンペやら、問題ない限り白ティーから打ちます。ということで、男の人と同じ条件で、スコアを争う訳です。いい練習になりますなー。でも、いつぞや、太陽島?ゴルフクラブでは、客が込んでいたせいか、「あんたはプロか?プロなら白ティーから打ってもいいよ」と言われ、さすがに諦めましたー。どうせ同じお金払うんなら、距離打てたほうがお徳じゃん。


さて、先日購入したニセモノ?クラブ使用。ただし、きょうは、ドライバーとアイアンは日本から持っていったもの、ウッドだけ今日は使ってみました。後半の最初のホールで、5番ウッドのヘッドが思い切り折れたー。飛んでったー。すんごいナイスショットだったはずが、なんだかボールが2個飛んでって、おかしいなーと思ったら、ヘッドがないー。うそー、うわさには聞いてたけど、、。せっつかく楽しく回ってたのに、ガックリきちゃいました。


というわけで、ゴルフ場からの帰りに速攻ゴルフショップへ。


(もちろん日本語で、ジェスチャーをかなりオーバーめに)「これ、今日初めて使ったのに、ヘッドが折れたやないかー。タダで、交換やー」


店の女の子「ノーチェンジ、200元いる。」


私「なんやとー、この飛んだヘッドが私の頭に当たって、大変やったぞ、。(ウーウー’救急車のまね。喋れないと、かなりジェスチャーはオーバーめに必要となります。)あんた、交換するのに金払えって言うなら、こっちの病院の治療費出してもらおかー。」


なんやかんややりとり、。その店に来ていたほかの日本人客が「なんでしたら、私通訳しましょーかー」と。


私「いいえ、結構です。(こういう時はあえて全部日本語で、ジェスチャーの方が感情が伝わるのだ)。」

、、、、、、

なんだかんだ暴れた結果、ただで交換、。(当たり前だけどね。)私は、これでは引き下がりません。手袋一個と、ティーをおまけ要求。すったもんだのあげく、ゲット。うふふ。中国では、ゴルフクラブさえ購入すれば、後の備品はなんとかなるさ。既に手袋は3個もゲットし、自宅ストック。


なんだかんだであしたも行くことになってしまいましたー。

がんばろー。(もう、美白はどうでもよろしい)

上海生活も1ヶ月以上になりましたが、さて、数々のもの達が私を悩ませていますが、そのなかでも私のパソコンやばいっす。というのも、上海上陸してすぐ、日本から持参したパソコンは、中国人部長の手で、即効根っこから中華パソコンに入れ替わりまして、、。ピンインって何?の状態の私が、いきなり中華パソと戦わねばならず、参りましたー。だって、日本語でツールバーとか出てくれれば、問題ない事でも、何もかもが中国語で出てきたらわかんねーよ。ヘルプ?らしきところクリックしたって、なんのこっちゃ、もちろん中国語だからヘルプにもならんわいっ、。

最近では、カンでやってます。なんとかなってんのか、なってないのか、、。まわりの人は、「いいじゃん、中国語の勉強になって」とさ。人事ですねー。いきなり中国語の洗礼を受け、ショック症状が出てましたが、慣れたらなんとかなるでしょう。


今日は、日本で買ってきてもらった、かなり専門的なソフトを(かなり高価なり、、。)、インストールしてる最中ですが、インストールまでいったけど、全てわけの分からん文字化けで参っています。部長になんとかしてもらおうー。この中国人部長、壊れた電化製品などは、すぐ分解してあっさりと直してしまうのだ。この前も、壊れたパソコンを、ぜーんぶ分解して、また組み立てて直しちまったぜ。(パソコンはこんな部品で成り立っていたのね、感動ー。)


私が日本からもってきたお気に入りのステレオを、変圧機もあるのに、疲れてたせいか、そのまま中国のプラグに吸い込まれるように突っ込んでしまい、一瞬でダウンしましたが、さすがっ、一晩で復活して私の所へ帰ってきました。一家に一台T部長、ってかんじですな。ていうか、そっち関係で働いたほうが、むいているのだろうか?会社でも、機械いじりをしている時が、一番輝いてるぜ。


そんなこんなで、私の日常が過ぎていくわけであります。ちゃんちゃん。


さてさて、そろそろ奥地ではマツタケニョキニョキの季節か?格安でマツタケが買える中国で、とある有名ホテルにも卸しているマツタケ屋さんからキロ単位で購入して、マツタケすき焼きして食べるのが、私の毎年の楽しみになっている。中国産のマツタケなんて、、と思うかもしれませんが、それは日本にたどり着くまでに日にちが経ちすぎて鮮度が落ちるため。速攻食べれば、本当においしいのだ。だたし、奥地で早朝に収穫してもらい、早朝の便で運ばないと無理なので、卸屋さんとの、綿密なスケジュール合わせが必要だ。


行き着けの料理屋で、最高級の肉と、マツタケ1対1の割合ですき焼きをするのです。(両者ともに、わしずかみで、お鍋に投入。マツタケは薄切りではなく、太く裂いて)(非売品っ)それを、卵でたべれば、この上ない贅沢なのです。ああ、早く食べたい、。ホント、これのために、毎日がんばっていると言っても過言ではないほど。(あと、上海蟹と、、。)これを、食べ過ぎて死ぬなら本望です、ってくらい、たまらんの。


ああ、こんな時間なのにおなか減ってきたー。今日は、仕事から帰宅後、間髪入れず、中国語の家庭教師がやってきたので、晩御飯食べる暇がなかったのだ。おなか減りすぎて、今日は何を勉強したのか、ちょっと思い出せましぇーん。

私は、小さい頃からおばあちゃん子だったが、おばあちゃんは、いわゆる明治女で、バシッと筋の通った女性だ。(今は年のせいもあり、だんだん衰えてきてはいるが、いまだにその筋の通ったスタンスは不変だ)

数々の教えの中で、私の心に刻まれている言葉がある、。


①親切正直成功のもと

②何事も、天知る、地知る、我が身知る

である。

勿論、今の時代にアホか?と言われがちですが、これをある意味信じて今日まで私は生きてきた。しかし、上海にやってきて、これらの言葉は、全く逆でないの?という印象を受ける。


親切、正直、失敗のもと?かいな。


勿論、今まで上海生活の先輩方々からの吹き込みもあり、かなり覚悟はしていたが、本当にその通りねー、と思うことがしばしばだ。


今日は、上海の外れの方で、事故現場を目撃す。今日のは、かなり生なましいものであった。自転車の人が跳ねられて、どうも死んでいるのか生きているのかも分からんほどに、道路でピクリともしない。しかし、あれよあれよと集まった群衆は、そのけが人には、一切興味なしで、がやがや騒いでいる。「どーなってんの」

これには、ちょっと参りました。明日は我が身なり。ニホンジンも、かなり交通事故でお亡くなりになるらしい。

今日ばかりは、自分がなんで上海来ちゃったのか、マジで考えこんでしまった。おばあちゃんの教えは、間違っているのかー?いや、そんなはずないよね。


私は、①、②の教えを、身の危険がおよばぬ限り信じていくつもりだ。

なんだかよく分からんけど、今日はこのへんにして、寝よう。




追記

今日は、お手伝いのアイさんが帰宅したらまだ、掃除、洗濯していた。なんか、しきりに話しかけてくるが、所々しか分からんので、絵を描いたり、筆談など交えて、小一時間ほど話し込んだ。すごい、消耗したけど、楽しかったー。アイさんは、時々おっちょこちょいで、かわいいのだ。一日一日が、すごく貴重な時間。

大切にしたい。


       おやすみんご


金曜、土曜と夜更かしの連続。毎週週末は、生活のリズムが狂いまくり。金曜はまたもや、夕飯を朋友たちととり、その後ヘンシャン路の中のバーへ。またもや、お決まりのように語らいが始まり、止まらなくなってしまった。その中に一人中国人の男の子がいるのだが、彼は本当にすごい。私より年下だけど、会社の重役として、バリバリがんばっている。人生についても、アナタ考えすぎっていうくらいに考えている。今の自分の事も自分なりに分析しているし、これからのビジョンについても明確に持っている。勉強もしまくっている。ホント、尊敬する。


上海来て一ヶ月たちましたが、何か進歩があったかしら、、。自分なりに中国語の勉強がんばっているし、仕事もある目標に向かって進み始めた。上海市内はかなり歩き倒したし。日本での仕事のペースがすっかり身についてしまって、今のある意味規則正しい生活が憂鬱にもなる。日本では、ほとんど毎日睡眠不足、月に半分は家にも帰らず、風呂も2-3日入れなかったり、(汚なっ、女子たる物が、、それぐらい働き詰めたという事です)していたので、ある意味幸せだし、求めていた生活が目の前にある。人間って、ないものねだりばかりしてしまうんだなー。私の中での仕事、って、とにかくバタバタ張り裂けんばかりにハードなもの、という認識が染み込んでいるため、すごく違和感あるが、いずれこちらの生活に慣れ、中国語にも慣れてきたら、またあのようなハードな生活に戻そう。今は、少し休養、人間らしさを取り戻す大切な時間だと思っている。


話は戻るが、こんな短期間でこんなヤツラに出会えたのはホント奇跡だと思う。この前、打てもしない中国語の携帯のメールを、知る限り、調べて分かる限りの中国語で召集かけてみたところ、うんうんすごいよく分かったよ、ありがとーって。お互い、刺激を与え合える関係というのはホントいい事ですな。本当の朋友を少しずつ作っていきたい。大人数でつるむのは苦手、ほんとに気の合う人たち、これから出会うであろう人たち、とても楽しみ。こんな感じで、金曜日は夜中の3時に寝たのであります。


さて、土曜日は、あまりじっくり歩いてなかった浦東へ、。買い物して、カフェでマンゴーたっぷりのデザート食べて、まったり。そしてSPA,美白のフェイシャルエステへ。この頃紫外線も強く、お肌の手入れに女子で行ってきました。最近熟睡できていなかったせいか、アロマの香りと、不思議な音楽なども相まって、天国へ上り詰めたのでありました。ホント、心身ともにリラックス、幸せ気分。


来週からは、かなり仕事がハードになるので、またまた疲れそうだが、またがんばろうー。

昨日はまた郊外からの帰りに大雨、雷で、サイアク。おまけに高速道路の料金所前で、大型トラックが横転して道を塞ぎ、車は大停滞で全く動かず参りました。なんかすごい蒸し暑いし、夜中も不眠気味で体もだるい。昨晩はまじめに自宅で純和食を自炊。インゲンのおひたしに、みそしる、そぼろご飯、マンゴーなり。一人のときは、いたって質素。


さて今日は私の彼について。かれこれ10年以上前にここ上海にやってきて、会社を作った。10年以上前となると、今の上海とはまるで様子が違っていたという。食事にしても、今のような幸せなグルメめぐりが出来るような状態ではなかったそうな。まず、レストランに入っても、外国人用のスペースで隣の中国人と全くおんなじ物を食べているのに、10倍ぐらいとか、法外な値段を払わされたという。店の皿やらコップにしても、とてもじゃないけど一旦布きんで拭いてからじゃないと、使えない状態だったそうな。


サービスに関しても、皆さんご存知の通りごっつ今よりも輪をかけてサイアクだったそうな。(今でもサイアクと思うことが多いですが)まあ、お国柄といってしまえばそれまでですが、彼は、こっちは金はらっているんだから、それだけのサービスを受ける権利があるといつも主張している。10年前から、飲食店でも、ビールの注ぎ方、(瓶の持ち方、ラベルの向き、注ぐ時は客の前を横切って注がないとか)、細やかな気をきかせるとか、冷めた料理は突き帰し作りなおさせるとか、。日本料理店も今でこそ日本の味にかなり再現性の高いものが食べられるそうになっていますが、(やばい味付けのところもあるけど)その当時はまずければ、厨房まで出て行って自ら味付けの指導までしていたという。

今でも、日本料理店なんかで経営者は日本人で、指導もしているんだけど、それで少しでも調子が出てきて気を抜くと一気に味もサービスもガタガタ落ちて、すぐだめになったりするそうな。


このように、ただ上海で暴れまわっている(いまだにそのスタンスはかわらず、突き進んでます。)ように見られがちな彼ですが、やはり、経営者の性格上か、やはりこちらももちろん満足したいが、お店だって色んな事を改善して、はやればそのお店にとってもいい事でしょう?と、かなり愛をもって接している印象を受ける。それに、日本人って、ま、こんなもんか、とか、そんなおいしくもないのに、あーおいしかったなーって妥協気味の人って多い気がする。だから、世界各国で日本人は馬鹿にされてなめられてぼったくられるんやー、とさ。そんな、上海で暴れてたら、日本人の印象が、、、。上海だけではありません、日本国内、世界中の国々に行っても、そのスタンスは変わらぬようで、その筋の通った態度は尊敬します。


そうでもなきゃ、この国で会社やれるかー。確かに今でこそ成長し、走っている会社になりましたが、何度となくやめて日本に帰ろうか悩んだそうです。創業当初は、給料も払えない状態で、(生きた)鶏やらの食料を原物支給したりしていた事もあったという。それでも、中国人の部長達は会社を捨てずについてきてくれたそうだ。普通中国では、会社のためじゃなくて、自分の為に働くから、少しでも条件の良い所があれば、すぐ鞍替えするという。いまだにその中国人達はがんばってくれている。他の会社からヘッドハンティングされてもぜんぜん辞めていかない。やっぱ、最後は人と人なんだと思う。

なんて、余韻にひたる暇なく、彼は会社でも愛を持ってどなっている。「10年間、何回同じ事言ってもぜんぜんだーめー。何回言ってもまたすぐに元に戻ってしまう。」ってさ。地道さと、忍耐力がポイントさって。


そうです、中国でよく日本人が会社を設立すると、なんやかんやで経営権を奪われたり、会社の金を持ち逃げされたり、悲惨な目に合う事もあるという。そんな中でよくがんばってきたなーと尊敬しています。やはり、何事も筋の通ったスタンスが大切なんですね。彼の生き様から本当にたくさんの事を学びます。

私もがんばらなくっちゃねー。



今日はどしゃぶりの雨。かなり郊外に出ていたんですが、午後3時半というのに夜かと思うほど外は真っ暗。中国の雨はこんなに激しいのか?と聞くと、こんな事はめずらしいそうで、、。ホントこの世の終わりかと思うほど真っ暗だったのであせりました。

上海にこんなに長くいたのは初めてなので、(住んでるんだから当たり前ですが、、。いままでは短期で数回来た事あるけど)ストレスというか、なんかモヤモヤがたまってました。そこで、musicスタート。帰りの車で延々CD聴いて帰りました。かなり趣味に走りますが、今日のCDはガンガンにLINKIN PARKをチョイス。MIXTUREというのが私の栄養剤です。HIP HOPだけでは物足りない、やっぱりドロップチューニングのバンドの味もないとね。(ガンガンドラムにはまってた私としては、生のリズムも欠かせない要素なのです)


なんだかLINKIN PARKの音って雨の車窓も似合うなー。今までもこのMIXTUREには何度となくパワーをもらってきたし、これからも私の欠かせない音楽なんだろうと思います。昔は、このジャンルにかなり固執してましたが、もちろん少しづつですがBOSSAとかなんとかも聴くようになってます。(どないやねん)MIXTUREと言えば、かなりバイオレンスなイメージや品がない、なんて思われがちですが、その通りです、、。この類のライブにいきますと、怪我の一つや二つは付き物、。私の友人も鼻の骨折しましたし、私もおでこに誰かのスニーカーの痕を付けて帰宅した事もあります。いいわあー、やっぱほれぼれします。って私は平和主義ですわっ。


さて、話は変わって、一度中国語の家庭教師を紹介でしてもらった女の子がいるのですが、その子の自宅と私の自宅のアクセスが悪すぎて、結局一回限りで終わりになってしまったんです。でも、すごく年も近くて、すごいいい子だったんですが、連絡先が分からなくて残念、、と思ってた矢先、先ほど彼女から連絡が、、。「家庭教師ではなく、是非お友達としてお買い物したり飲茶しましょー、とてもあなたの事が気になっていたのです。(レズではありません、多分)」と。彼女は、とても流暢な日本語を話す。この前の一回きりの授業でも、これはワンちゃんのワンです、とか、ヤンキーのヤンです、とか、なかなか私のツボを刺激する一面もあり気があいそうかも。かわいいお花のネイルもしてたり、上海ギャルでしょうな。


この上海生活のテーマとして、あまり必要以上にニホンジンでダンゴにならず、なるべく現地の方と接したいというのもあるので、とてもうれしく思います。


さてたまには中国語のCDはお休みして、KORNあたりでも聞いて上海生活にガッツを与えなければ。