3日連続でのんだくれ、。接待やらなんやらで、昨晩も1時半に帰宅。台風のため、彼は土曜日に帰国のはずが、飛行機欠航で今日帰りました。でも、空港は大混雑の様子で、キャンセルやら手続きやらで人がごったがえし、各地で人々がガーガーと喧嘩している姿が目立つ。そして、うちの前の街路樹はぜーんぶ倒れてしまって、うちのマンションのエレベータは浸水して、壊れてしましましたー。6階までしんどいです。

警備のおっちゃんに「エレベーター壊れてるよ」って言ったら、「昨日の雨で浸水した」との事。昨日は、夜中タクシー拾えなくて、店の人に呼んでもらったけど、豪雨のため一瞬で洋服がびしょぬれ。その予約していたタクシーに他の人に乗られそうになったので、大声で「そのタクシー予約してるからダメーー」って叫んで、おしのけて乗車し、帰宅。帰り道は、どこも道路が水びたしで、タクシーのタイヤが水にほぼ浸かってしまい、各地でタクシーが故障し、押してる運転手がいたり、タクシー同士で引っ張ってたりと、恐ろしいほど水はけの悪さを露呈しておりました。


タクシーの運転手も、奇声をあげながらハイテンション気味で運転。今日も昨日の爪あとが残っており、少しでも低い土地では、膝くらいまで水がまだ浸かっていて、みんな水汲みをしてました。


さて、昨晩はとある派遣会社の方たちとご一緒したのですが、いろいろ中国でのニホンジンの採用について面白い話を聞いた。いま、上海に来ている若者でこれから就職予定の子たちは、敬語や礼儀が分からない子が多いという。面接も、くちゃくちゃのTシャツにジーパンで来てみたり、面接者とあたかも友達感覚のようにタメ口で話したり、びっくりする光景が多々あるという。うちの会社も芯の通った人を探している最中だが、なかなかそんな人材は珍しいといわれた。


今までのわたしの、上海に来ているニホンジンの印象は、何か強い信念があって、やってやろうーって感じの人が多いと思っていたが、最近では、日本で仕事がないからとりあえず上海来てみようーって人が多いらしい。これは、衝撃だった。そうなんやー。日本が中国にやられてしまう日も近いと思った。


私は、あまり壮大なスケールの事はできない人間なので、今の自分の信念を貫く事が大切だと思っている。私は上海に来て、逆に自分について、そしてこれからのビジョンについて、よく考えるようになったし、本もよく読むようになった。日本にいるときは頼るところもあったけど、今は自分しかないというかんじで、少しづつだけど、何かが変わってきていると感じる。まだ、2ヶ月半だけどなんだかすごく長かった気がする。日本だったら、2ヶ月半って、あっという間に過ぎる感覚だったけど、今回はぜんぜん違う。これからも、密度の濃い日々を送っていきたいと思う。